石垣 順子 | ジュエリーデザイナー
石垣順子さんは、30年以上にわたり第一線で数多くのお客様のご要望にお応えしている ジュエリーデザイナーです 。
雑誌や通信販売へのゲスト出演などでご存じの方も多いかと思いますが、今回は石垣さんのジュエリーに対する思いや代表的なコレクション、取り組みについてお話をお伺いしました。
宝石の美しさを最大限に魅せる
現在の石垣さんのご活動をご存じの方は多いと思いますが、これまでの経歴についてお伺いできますか?
服飾のパタンナーである母の影響からか、小さい頃から物を作ることが好きでした。進学の際に服飾デザイン科を専攻して卒業した後、ジュエリーや眼鏡のデザインに携わることになりました。
最初からジュエリーデザインを行われていたのですか?
石垣さん「 最初は大手アパレルの宝飾部門に入りました。その後、宝石を石留するなど工房での作業も経験する中で、オーダーメイドジュエリーのご依頼を頂くことが増えていき、自身のブランドを作ることになりました」
ヨーロッパのロイヤルテイストを取り入れたデザインと宝石のオリジナルカットが 石垣さんの特徴かと思いますが、ジュエリーをデザインする上で大事になさっていることは?
宝石の魅力を最大限に引き出すようにカットやデザインはこだわっています。ここに加えて私が大事だと思う要素がお客様の声であり、会話の中からお客様にあったテイストをデザインに落とし込んでいくように意識しています。お客様のジュエリーへのこだわりは十人十色でいつも新しい発見があります。
ありがとうございます。
普段はどのような活動をなさっていますか?
オーダメイドジュエリーの他には、 店舗(Conteje – コンテージュ –)でのイベントや通信販売( QVC )へのゲストに出演させていただく機会があります。普段はアトリエでデザイン画を描いたり、職人さんとの打ち合わせが多いのですが、定期的にお客様にお会いする時間を意識して作っています
QVCの放送で石垣さんのファンになられた方も多いと思いますがメッセージなどありますか?
イベントやお店などで初めてお会いした時によく『前から観ています!』などお声掛け頂くのですが、とても嬉しく思います。2007年にスタートしたJe・Stella – ジュ・ステラ – や、フリージェムセッティングの Mille Chanter- ミルシャンテ –は身に着けてイベントに参加してくださる方も多いので、新作を作る際もさらに魅力的なデザインをお届けできるようにと身が引き締まります
店舗、webともに人気のジュエリーデザイナー石垣順子さんは宝石の美しさに対するこだわり、繊細なデザインとお客様に寄り添う姿勢が人気の秘訣のようです。一期一会とも言える美しさの結晶をぜひ手に取り感じてみて下さい。
石垣順子さんのジュエリー
Je・Stella – ジュ・ステラ –
J.epoch 代表
石垣 順子
ジュエリーメーカーのデザイナーとして様々な企画に携わった後、デザインオフィスJ.epochを設立、代表を務める。
現在はオーダーメイドのほか、Je・Stella、Mille Chanterなど複数のブランド展開や通信販売へのゲスト出演など多岐にわたり活動している。
オリジナルカットを得意とし、さらに宝石の美しさを表現するために、独自のセッティング技術の特許も取得しています。